安全日とは「妊娠しにくい日」、危険日とは「妊娠しやすい日」のことを指します。
安全日は「子宮や卵管内に卵子がある確率が低い時期」、逆に危険日は「子宮や卵管内に卵子がある確率が高い時期」と考えて頂ければよいかと思います。
排卵は月経(生理)の12〜15日後に起こることが多いため、最後の生理日と普段の生理周期を参考にすることで危険日を予測することができます。
精子の寿命は約24〜72時間、卵子の寿命は約24時間ですが、体調やストレスなどで排卵の時期が前後することもありますので、月の約1週間くらいが危険日となります。 |
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生理中は安全日? |
巷では「生理中は赤ちゃんができない」と思い込んでいる人が多いようですが、実際にはそんなことはなく、生理中でも赤ちゃんができる可能性があります。
通常、排卵日は生理開始後14日前後になることが多いのですが、体調やストレスなどによって排卵の時期は前後するため、人によっては生理後すぐに排卵が起こってしまうというケースも十分にありえるのです。
「本当に安全な安全日は無い」ということを知っておきましょう。 |
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確実に避妊したい場合は? |
基礎体温法や排卵検査薬、婦人科での超音波断層法検査や血液ホルモン検査(E2、LH)を行い、正確に排卵日を測定することで、より正確に妊娠しやすい日としにくい日を把握することができますが、それでも100%確実だというわけではありません。
そこで、最も確実な避妊法としては「低容量ピル」を服用するという方法があります。
低容量ピルをきちんと服用していれば妊娠確率は0.1%程度になると言われていますが、ピルには気分が悪くなったり頭痛が出たりなどの副作用のリスクもありますので、使用に際しては医師の診断を受けた上で、きちんと指示を守るようにして下さい。 |
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